2020年8月27日木曜日

美しい青空を見ながら美しいリンゴ「恋空」を食べるたのしさよ

午前中は変わりやすい天候。蒸し暑い。空は美しい。


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今朝のリンゴは「恋空」(青森産)。初めて食べた。色が美しく、味は、早生リンゴにしては。しっかりしている。


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『頼山陽とその時代』。

185頁。
武元登々庵(1767〜1818)とも、頼山陽はあそんだ。文化5年(1808年)からのこと。登々庵は『古詩韻範』を仮名まじり文で書いている。書と詩と蘭学を好んだ。『古詩韻範』は1880年の版を国会図書館DLで閲覧可能。序文は山陽。

190頁。
大塩中齋(平八郎)(1794〜1837)。与力で陽明学者。その座を離れた時山陽は賞賛したという。(193頁)「言行に制限を受ける職業に就くことは、山陽は一生しなかった」。

194頁。
「体制の内部で、いかにして内的な自由を維持しながら生きていくか…」。
山陽は、生きていても、大塩平八郎の義挙には参加しなかっただろう。

195頁。
書斎的慷慨家。

199頁。
猪飼敬所(1761〜1845 儒学者、芸術的才能はない大御所)。年上だが気があった。心疾を二人共病んでいた。別れの時敬所は自分を学者、山陽を文人と呼んだ。文学者が学者とは別物となりつつある時代。(明治の幸田露伴たちは例外的?)

このあと、209頁まで蘭学者たちの話。209頁からは、京摂の敵対者たちの話。人名だけ拾っていくつもり。

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『物語マリー・アントワネット』(白水uブックス)を読み終えた。マリー・アントワネットの悲惨な最後。


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