今年の寒さは骨身にこたえる。年齢と最近の胃の不調で栄養不足になっているせいだ。体を冷やすと具合が悪くなるので、暖房はつけっぱなしで風呂にも一日二回入る。外出は食料品を仕入れに、近くのコンビニと駅隣接のスーパーにいくだけ。
せめて好きなテレビの旅番組は、暖かいところがいいのだが、昨夜は恐ろしいところを旅する番組を見てしまった。少し後悔している。
昨夜みた番組はこれだった。↓
寒いじゃなくて痛い! 列車で−50度の世界へレッツゴー♢行くぞ!最果て!秘境×鉄道 「あさイチ」リポーターの“やす君”、初海外で秘境鉄道の旅に挑戦! 2/11(土)後9:00 NHK BSプレミアム
マイナス50度になるというのだから半端ではない。生死にかかわる。ただし、旅した場所(カナダ、ウイニペグから北へ鉄道で1700キロ)は興味深かった。
この鉄道の途中にTogoという人口90名弱の町がある。日本海海戦の東郷さんから名前をとった。
隣町は海戦直前に旅順港で亡くなった(秋山・広瀬にしてやられた)、マカロフさんの名をつけているのだそうだ。公平なところが好きだぞ(*^o^*)
マカロフ中将は『海軍戦術論』でも有名だそうです。なお、部下には「マカロフ爺さん」と親しみを込めて呼ばれていた。
マカロフ爺さんはウクライナ出身。カナダのこの地域にはウクライナからの移民が多い。公平と言ったが、ウクライナ出身の名将マカロフの名をつけるついでに「Togo」もつけてくれたということ😈らしい。
マカロフの『海軍戦術論』は秋山も広瀬も勉強したらしい。ここに綺麗にPDF化した『海軍戦術論』がある。
http://bit.ly/2l2w097
海軍戦術といえば、マハンだが、P.グーテンベルグに見つけた。
http://bit.ly/2l2BC3k
この付近にはウクライナからの移民が多い。20世紀はじめに、ウクライナ移民は大変な苦労をして土地を開墾し麦を育てた。
地球儀を眺めて気づいた、ウクライナとカナダのこの地方の緯度は北緯49度付近で、一致している。そのことが移民農民の開墾の助けに少しはなったのだろう。
おもちゃのような地球儀だが、視野を広げるにはよいツールと言える\(^o^)/
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