2017年5月17日水曜日

會津八一が読みたくなった、なんとなく

 今朝寝床で一通りFacebookやTwitterやMastodonの各ポストを眺めた後、ドイツ語講座を聴く前に10分ほど暇ができた。何か読もうと青空文庫をあさっていたら、會津八一さんの「拓本の話」があり、最近の好みにぴったりなので読んでみた。拓本を集めたという話が淡々と書いてある。面白い。

 朝食後パソコンに向かって検索してみたら、會津八一さんは書や拓本の世界でも超大物とわかった。早稲田や郷里新潟に記念博物館も有るようだ。行ってみたい。

 困ったときの松岡先生頼みで、松岡さんの紹介記事も眺めてみると、會津八一さんの豪快な人となりが知れた。

 さっそく、Amazonさんに行って、物色し、『会津八一書論集』が中古本でわずか一円で出ていたので購入手続きをした。全集本もやすいけど、時期尚早と思いとりあえず我慢。

 そのときに欲しいものリストから『Ansel Adams: A Biography』が出てきて、手招きしていたが、目をつぶった。あぶない。

 會津八一さんの和歌の本なら、文庫本『自註鹿鳴集』(1969年 新潮文庫)がある。捜したらすぐ出てきた。
 『書論集』が届くまでは、これを眺めていよう。漢詩を題材に和歌として詠みなおしたものなど、面白そうだ。



 なお、拓本を自分でもやろうかとも一瞬思ったが、思いとどまった。

 今朝のような一瞬の邂逅があるのでインターネットの世界は楽しい。隠居老人の趣味として好ましい。

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