2017年5月12日金曜日

『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』は最後まで面白い!

 4月13日に読み始めを伝えるブログを書いて以来、途中中断はあったが、昨夜(5月11日)無事、読み終えた。2600枚の大作だそうだが、全編驚きの連続で、飽きなかった。

 結局、この本は空海さんが日本に帰ろうとするところで終わっている。あとがきで匂わせているが、この前後の話も読みたいが、書くとしても何年もかかりそうだ。本作は17年かかっているのだという。

 なぜ、世界の中心の長安から帰ってきてしまったのか、につては、四巻途中にヒントが有る。アテルイや坂上田村麻呂と約束があったとのこと。日本に仏道(現代的に言うと文明的な生活だろう)を広めたいとの気持ちがあった。

 五筆和尚とよばれるきっかけを描いている。皇帝の前で素晴らしい書の才能を披露する。ここにも興味を惹かれた。王羲之の「喪乱帖」とやらも見てみたい。空海がその時書いた書を真似して書いてみるというのが、次の目標(*^^*)



 これから、家人のお供で、花屋さんに夏用の花苗を買いにいってきます(T_T)

 夕方。思い立って昔のブログを覗いてみた。たとえば、2009年5月12日のやつ
勤めていた最後の年、8年前だ。よく会社帰りに飲んでいた。そのころが懐かしい。

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