2019年1月14日月曜日

「月刊ALL REVIEWS」第1回、豊崎由美さんと柴崎友香さんのお話を生で伺った\(^o^)/

 「月刊ALL REVIEWS」フィクション部門第1回の課題図書「自転車泥棒」(呉明益 天野健太郎訳 2018年 文藝春秋)の続きを早起きして読む。自転車が最初の話のきっかけとなる。

 作者は1971年生まれ。訳者もだ。作者の分身と思える主人公が父親の自転車に乗せてもらうシーンを読むと、私自身が青森県八戸で、父親の自転車のトップチューブ上に取り付けた補助座席に乗せてもらった記憶が鮮やかに蘇る。こちらは1950年代。小説の自転車と同じごつい実用車だった。

 感慨にふけっていたので、結局午前中に読めたのは150ページまで。三分の一くらい。

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 12時過ぎに、新宿に行くJと電車ででかけた。渋谷でJと別れて東横線にそして中目黒で日比谷線に乗り換え、広尾につく。「月刊ALL REVIEWS」の収録会場は鹿島先生の書斎スタジオ。

 どちらかというと、書斎を拝見に行った(スミマセン)ので、書棚をひたすら眺めた。素晴らしい蔵書…涎が出る(ズルズル)。




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 「月刊ALL REVIEWS」第一回のメインパーソナリティ:豊崎由美さん、ゲスト:柴崎友香さん。豊崎さんと、あの芥川賞作家の憧れの柴崎さんのお話を、伺って幸せな気分になった。舞い上がりすぎて話の内容が自分の記憶からだいぶ飛んだので、明日以降にビデオをじっくり見ることにする。「自転車泥棒」という小説の良さ、そして作者と訳者の素晴らしさは十分に伝わったと思う。関連する本の紹介も受けたので、そちらを読むのも楽しみになった。

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 収録後は、鹿島先生も参加して、簡単なワインパーティーを開催していただいた。このとき、私の自転車の記憶の話を豊崎さんにお話し、全部読んでなくて残念と申し上げたら、「ゆっくり読みなさい…」というアドバイスをいただいた。時間をかけないと作品の良さが味わえないとのこと。まったくそのとおりで、一言もなし。

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 打ち上げを近くの飲み屋さんで行って帰った。飲み屋の前のお店は自転車屋さんだ。なんというシンクロニシティ。


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 なぜか今日も午前様。早く帰ったつもりだが、不思議でしょうがない。ブログの投稿日付が翌日にずれるのはイヤなので、電車の中で仮の投稿だけしておいた。従って、このブログは1月14日付けとなっているはず(*^^*)

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