2021年9月6日月曜日

堀江敏幸さんの文章には、本からのインスピレーションが溢れている


 堀江敏幸さんの『子午線を求めて』は、「ジャック・レダの本」の翻訳中に書かれたらしい。その本とは下の書誌のものなのか?

図書館にあるので注文してみよう。

書誌種別 図書
書名 パリの廃墟 
著者名 ジャック・レダ/[著] 堀江 敏幸/訳

それはいいが、この文章は「書評」なのか?
レダの本の紹介をはっきりとはしていないので、書評とは言えないのだろうか。
いや、上記のように読者は自分で探して読もうとさせるので(著者の人徳もあり)、大きく括れば書評であるとしても良さそう。

こんな判断をすべての書評家についてやっていくわけにはいかない。でも楽しい。


ついでに、『郊外へ』も読む。91頁。「ロワシー・エクスプレス」から……

「社会学の大義名分をもって複数の専門家を動員し、大がかりなアンケートを完成させるのではなく、まずじぶんの足と目を生の空間で駆使してみることが重要なのである。」

何についてもこれは重要な指摘。

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文字起こし、明日は孫の世話に出かけるので作業できない、今日は2日分やろうと考えて、始めた。
が、実績は90分、7分間強分。疲れた!が目標の10分間分まで届かず。明後日も90分頑張る。


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