2019年4月25日木曜日

「朝食ラーメン(覆麺 智)から古本屋めぐりそして国会図書館で資料発掘」のコースは最近のお気に入り(*^^*)

「覆麺 智」さんの渡り蟹冷やしラーメンを、二週間前に食べたが、その味が忘れられず、また行くことにした。一昨日決意。なにしろ遠いので、これだけのために出かけるのは気が引ける。そこで、古本屋めぐりと、国会図書館での資料入手とを合わせることにした。東急往復とメトロ乗り放題きっぷの助けを借りる。数百円安くなる。

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朝ドラを見てすぐ出かける。味を楽しみたいので、朝食ぬきだから、なるべく早く行かないと行き倒れになる。急行は混むので敬遠した。向かいに座ったお年寄り(でも同年代かもしれない)が、週刊文春を読んでいる。そのうち居眠りをはじめた、週刊誌は開いたまま。漫画のページが見える。そのうち、週刊誌は手から滑り落ちる。今では珍しい光景。

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10時に神保町につき、すぐ覆麺へ。並んでいる客がいない。ラーメンは期待通り美味しかった。前回と同じ種類なのだが、渡り蟹のジュレが少し薄味で、水分が多い。帰りに、店主が暑い時こそ、美味しいラーメンだとおっしゃる。気候にも合わせた工夫が見て取れる。また来ますと言って店を出る。

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古本を見て歩くには、まだ早い。大抵の店は開店前。小宮山書店も。これからは、ラーメンを食べるのを10時半からにしよう。

交差点近くの大雲堂で、
 南方熊楠全集が14000円。
 堀辰雄7冊全集(新潮社)が5000円。
 森有正全集が15000円。
名前を忘れたが、明大近くの文芸書の店で、
 荷風全集が4000円。
どれも欲しいが、場所が無いので買わない。荷風全集は近所の図書館にあるし。

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国会図書館に行き、調べてあった、原二郎先生の論文を三つコピーしようとする。一つはデジタル化されていたので、PDFを自分で作り出力してもらった。他の二編は、なんとマイクロフィルムになっていた。今まで面倒なので避けていたが、今回はやむを得ないので、館員さんに教えを乞うて、やはりPDF化。データがシークエンシャルファイルなので、時間がかかる。なんとか成功。



歩きまわっていると、神保町や国会図書館界隈は冬の間はパリを思わせたが、今は香港みたいな感じだ。

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疲れたので、他の本を見るのはやめて、帰ることにした。帰宅したら午後2時。シャワーを浴びてすぐ昼寝。目を覚まして原先生の論文コピーに目を通す。モンテーニュの宗教観の論文は面白い。あとで、要旨をブログ化したい。原先生の著作集をつくるという夢が湧いてきた。

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夕方、注文していた『「レ・ミゼラブル」百六景』が届いた。昨日借りた『金栗四三 消えたオリンピック走者』とともに、連休中の読書対象とする。他にも9冊有るのだが…


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