2019年6月15日土曜日

ダールの『単独飛行』は命取りに近かった

ALL REVIEWSのお仕事。今日もOCR、一件。手慣れてきたが、マンネリに注意したい。

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『単独飛行』(ロアルド・ダール)読了。終わるのを惜しみつつ読んだ。この語りの巧さは、恐ろしいくらいだ。

ダールの乗った飛行機は。
(1)タイガーモス。練習機。素人としてアフリカで空軍(RAF)にはいり、初めてこれで飛べるようになった。

(2)グラディエーター。複葉戦闘機。上官の誤った指示により、目的地が見つからず、不時着。この時受けた脊椎の傷は一生ついて回った。

(3)ハリケーン。戦闘機。ほぼ素人ながら、ギリシャで圧倒的多数のドイツ空軍の飛行機とやりあう。奇跡的に生き延びた。なお、長身のダールは、コックピットに体を収めるのに苦労したという。

ダールは、カメラマニアで、飛行機に乗っているときも自分のカメラ(ツァイス・スーパー・イコンタ)を手放さない。現像焼き行けも自分でした。良い写真が、この本にもたくさん収録されている。

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早速、図書館に行き、自伝の前篇、『少年』を借りてきた。これを読めば、昆虫好きの一面も知ることができるだろうと期待。



一緒に、前原寅吉の本も借りてきた。こちらも、読むのが楽しみ。



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明日は、雑司が谷で古本の「みちくさ市」がある。ALL REVIEWSスタッフの神奈川支部の仲間と、見に行くつもり。ひょっとすると、次回(9月?)には出品するかもしれない。今日の夕方までは大雨だったが、明日は晴れて暑くなりそうだ。

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