2021年7月15日木曜日

やっと1回目の接種を受けて少し安心(安心してはいけないのだが)

15時。行きつけの内科クリニックに行き、1回目のコロナウイルスワクチン接種を受ける。すぐには感じなかったが、夜になって上腕の筋肉全体に軽いしびれ感。生活にはあまり支障なし。2回目は8月5日。

夕刻買い物に出たが、雲がなくなって夏の空になっていた。飛行機雲の先に細い月が見えた。


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以下は上記以前に書いたもの。


これ、欲しい。『書評紙と共に歩んだ五〇年』。

https://www.amazon.co.jp/%E6%9B%B8%E8%A9%95%E7%B4%99%E3%81%A8%E5%85%B1%E3%81%AB%E6%AD%A9%E3%82%93%E3%81%A0%E4%BA%94%E3%80%87%E5%B9%B4-%E5%87%BA%E7%89%88%E4%BA%BA%E3%81%AB%E8%81%9E%E3%81%8F-%E4%BA%95%E5%87%BA-%E5%BD%B0/dp/4846011976

『週刊読書人』の7月16日号をPDF版(363円)で購入して読んでみよう。

そして、『週刊読書人』の創刊以来の書評アーカイブの索引検索はこちらで出来る。

https://dokushojin.com/arcives/

ためしに「鹿島茂」で検索してみるとこの通り。


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今朝のBGMは以下のLP。

Five Concertos For Oboe And Strings
by Tomaso Albinoni; Pierre Pierlot; Orchestre Antiqua Musica; Jacques Roussel
His Master's Voice (36325)

https://archive.org/details/lp_five-concertos-for-oboe-and-strings_tomaso-albinoni-pierre-pierlot-orchestre-a/disc1/02.02.+Concerto+In+D+Major%2C+Op.7+No.6%3A+2nd+Movement%3A++Adagio.++3rd+Movement%3A++Allegro.mp3

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三中さんの『読む・打つ・書く』についての巻頭言を考え始める。

まずは、自分のブログ記事から材料を拾い、一旦書いてその後追加を考える。

https://hfukuchi.blogspot.com/search?q=%E8%AA%AD%E3%82%80%E6%89%93%E3%81%A4%E6%9B%B8%E3%81%8F

最初に本の紹介を自分の「読者」という立場から書く。
その後、ブログ記事内容の抜粋。
最後に、おすすめ理由をまとめ直して書く。

午前11時。外は、通り雨。梅雨明けは近い。

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斎藤美奈子さんの『文庫解説ワンダーランド』読み終えた。

「序にかえて」より

古典的書物の解説に求められる要素

①テキストの書誌、著者の経歴、本が書かれた時代背景などの「基礎情報」。

②本の特徴、要点、魅力などを述べた読書の指針になる「アシスト情報」。

③以上を踏まえたうえで、その本のいま読む意義を述べた「効能情報」。

「あとがき」より

文庫の解説文は「お口直し」である。固い本ならオブラート(甘めの解説)の役割の解説。甘い本なら辛めの解説。しつこい本には爽やかな解説。なるほど。

(玉石混交なので)読者は、メディアリテラシーを磨いて、解説をも批評的に読むのが最良の対抗策だろうとのこと。

『ロンドンで本を読む』で丸谷才一は(8頁)、書評には……

「紹介や評価とかよりももつと次元の高い機能もある。それは対象である新刊本をきつかけにして見識と趣味を披露し、知性を刺激し、あはよくば生きる力を更新することである。つまり批評性。……一冊の新刊書をひもといて文明の動向を占ひ、……世界を眺望する……」
ここを読むと鹿島茂さんの書評集の表題『歴史の風 書物の帆』を思い出す。

これもイギリスでの書評の長さのおかげだという。

しかし(10頁)。イギリスでは本があまり売れない。貸本屋が繁盛している。読者は貸本屋から本を借りるとき、そして貸本屋は本を仕込れるとき書評を参考とする。普通の読者が本を買うのはペーパーバックになってからだそうだ。少しがっかり。

このあと収録された大量の英国の書評を読んで勉強すべきだが、それはゆっくりと。


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