「問題解決」よりも「問題発見」を重要視すべきと言うことです。
過去の学校・企業教育は知識を切り売りすることで成り立ってきましたし、それになれた受講者は、ほぼ間違いなく教場で講師が何か質問はありますかの問いに答えようとしません。そのくせ与えられた演習課題は要領よく解いてしまう。演習問題に潜ませた問題点に気づくことはない。気づいたとしてもそれは演習出題側の不備と見なしてしまい、要するに思考停止に落ちいってしまう。
この様な方が、顧客のところに出向いてもうまく顧客の状況をつかんで「真の」問題解決をする良いシステムの提案が出来るとは思えません。顧客の述べる問題点を表面的に聞き取るだけになりはしないか?
限られた時間でいかに有効な質問をするか、そのためにはどのような事前準備が必要か、インタビューの場ではどのように振る舞うべきかを、時間がかかっても練習していただくしかないでしょう。
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