2017年6月7日水曜日

元監督俳優エリッヒ・フォン・シュトロハイムの強烈な存在感

 ワイルダーの「サンセット大通り」を昨日観ました。その直後のツイートがこれ。




 1950年の名画。そこで植草先生の著書に当たってみました。C.B.デミル監督(実名で出演)や、グロリア・スワンソン、そしてエリッヒ・フォン・シュトロハイムなど。ウィリアム・ホールデンはこの映画ではちょっと大根なのでスルー。

 シュトロハイムはこの映画では、最初、元スター女優の忠実な執事として描かれていますが、話が進むにつれ、すごい経歴(元は無声映画時代の大監督)の持ち主と分かってくる。そして、それは実際のことに基づいていると、植草本で判明。

 これは追いかける価値がありそうなので、少し調べます。要するにYoutubeでもっと彼の作品を捜す(^_-)



 シュトロハイム様のことが載っているのは、
 植草甚一スクラップブック3巻 「ぼくの大好きな俳優たち」 (1977年 晶文社)です。 目次 いきます。

 四角い本とスクェアな映画俳優 9(ページ)
1 素晴らしいスターの世界
 ライザ・ミネリの写真を見ながら思い出したこと
 忍耐と努力でジャンヌ・モローはみとめられた
 リン・レッドグレーヴがすきになったので
 ゼロ・モステルというコメディアンについて
 マストロヤンニあるいは演技の底流について
 なぜこうもジェラルディン・ペイジの演技はすばらしいのか
 ベラフォンテのレコードをそばに置いて
 アントネラ・ルアルディの冷たさと情熱と
 サミー・ディビィス・ジュニアの恋
2 小さな伝記と思い出と 85
 ジャン・ギャバンの手記
 ローレンス・オリヴィエの小さな伝記
3 ぼくの大好きな俳優たち 137
 ぼくのBEST男優論
 イタリア映画の女優たち
 ぼくの大好きな俳優たち
  チャールズ・ロートン
  ハンフリー・ボガート
  アンナ・マニャーニ
  アリダ・ヴァリ
  ジェームズ・メースン
  イングリッド・バーグマン
  ウィリアム・ホールデン
  マーロン・ブランド
  マルチェロ・マストロヤンニ
  ソフィア・ローレン
  アラン・ドロン
  ジャン・ポール・ベルモンド
  ジャンヌ・モロー
4 こんな話もあったけれど…… 183
 ジーン・ハーローの伝記を読んでびっくりした話
 ゲイリー・クーパーの成仏だがねえ
 エロールは四十三万ドルの喧嘩をやったのさ
 ガルボとディートリッヒ
 「ジェーン・エア」のオーソン・ウェルズについて
 エーリッヒ・フォン・シュトロハイムの映画生活をとおして
 ジャン・ルイ・バローの威厳
 バーグマンが舞台でジャンヌ・ダークを演じたときの話
 クロース・アップの演技者ジェームス・メースン
解説 :ぼくの大好きな「黄金」の話から 和田誠
初出一覧

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