2017年7月13日木曜日

日々の暮らしのなかで新たな勉強アイテムがいくつか浮かび上がる

 昨日夕方。別室の片付けを行う。仏壇の横の棚から後ろに物が落ちて取れなくなったので、拾い出しがてら掃除をする。なにしろ、20年ちかく放ってあったので、本やアルバムや古い菓子箱(なぜ捨てないのか?)などが、埃と黴にまみれて「堆積」していた。

 埃を吸わないように慎重にものを取り出し、棚も取り出し、床に掃除機をかけ、不要物は捨て、要る(捨てられない)モノは、濡れ雑巾で汚れを拭ってから元に戻す。部屋の空気が少し晴朗になった。

 懐かしい代物が幾つか出て来た。子供のおもちゃの二階建てバス、新婚旅行のアルバム、郷里の高校の記念史、こけし… 時間をみつけて、内容を改めてみたい。



 一昨日購入した、古本「滞欧日記」(澁澤龍彦)は非常に興味深い。パリを始めとして、欧州各地を色々見て回っているが、さすがに澁澤さん、見に行く場所が違う。主に美術館へ、特定の美術品をめがけて行くことが多い。そして、(新古)書店。ここも、お目当ての分野の貴重本たちを掘り出す。これらは、その後流麗な文章にまとめられるので、そのための日記(メモ)が必要だった。それを旅行記としてまとめたのが本書。欧州を堪能しきっている。もちろん美食も。

 自分もこれの真似事をしてみたが、どうしても下手な弥次喜多道中記にしかならない。でも旅をしメモを書く過程は楽しい。戻ってきても読み返して楽しめる。いくつかはブログなどに書き直したが、まだ、メモやスクラップの段階のものはたくさんある。昨日見つけた☓☓旅行のスクラップやメモも、なにか形にならないかと考えてみたい。羞恥心は捨てる。

 今朝、TwitterのTLを眺めていたら、キーワードが二つ見つかった。「ブラックホールの量子情報物理」、「マイケル・ポランニーの『暗黙知の次元』」どちらも勉強しがいのあるテーマだ。また宿題のバックログが膨れ上がった。大変に面白い。少しやってみてものにならないのは捨てる。

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 昨日設置した新しいディスプレイは視野角が広い。したがって、いままで諦めていた寝転んでのビデオ視聴が可能になった。嬉しい。さっそく肩のこらないビデオを観て楽しんだ。


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