2018年6月11日月曜日

「ムーン・パレス」の面白さに脱帽

 香港セントラルの亀ゼリーの店(先日、NHKテレビでも紹介されたらしい)の看板猫。気品がある。撮影は息子殿。


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 「ムーン・パレス」(ポール・オースター)を読み進める。あと、数十ページ。主人公に影響を与えそうな最後の(多分)登場人物から連絡があったというところで、読みやめた。あとは、明日のお楽しみ。とにかく面白いビルディングス・ロマン。ここしばらくポール・オースターの小説を読み続けているがほぼすべてハズレ無し。大したものだ。

 三百ページ以上。活字も細かい。非常に綿密な描写だが、なぜ綿密詳細になるかは、本書の途中でわかる。主人公の生き方にかかわる。

 途中で出てくる、ニコラ・テスラやRalph Albert Blakelock(この人は名前すら知らなかった)に関して調べたくなった。テスラに関しては自伝と評伝を図書館システムで予約。



 Ralph Albert Blakelockの「月」の絵は、まさかと思ったが実在する。ブルックリン美術館。実物を観に行きたいね。

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 ガールフレンドとして中国系の少女も登場する。出自は台湾としてある。

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