2018年6月24日日曜日

美しすぎる夕焼けを見ながらサリンジャーの戦争体験とPTSDについて考える

 夕焼けが美しかった。夕方になってやっとスッキリ晴れたが、梅雨明けが近いような気がする。



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 昨日までの旅行で疲れたし、今夜は日本対セネガルのサッカー試合をみなくてはいけないので、昼寝をしながら、「サリンジャー」を読み続ける。

 戦争の与えた影響が、その後のサリンジャーの生き方をすべて決めてしまった。PTSD。奇矯な行動の説明はすべてこれでつくだろう。唯一の救いはヘミングウェイの知遇を得たことだが、戦後しばらくして起きたヘミングウェイの自殺によってどのように影響をうけたかは、これからの話。

 特に収容所で彼が見聞したことの恐ろしさは、この本を読みかつ挿入写真を少し見ただけで伝わってくる。サリンジャーの場合、諜報活動をして、民間の戦争の惨禍も見たことが彼の精神を一層揺すぶる。

 この後、彼は自分から、民間の精神病院に入院している。そして、シルヴィアとの不自然な結婚も、精神の病に対抗する手段だったのだろう、そしてシルヴィアがナチスとつながりがあったかも知れないという疑惑が、一層サリンジャーを奈落に突き落とす。

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