2020年7月25日土曜日

大上段の話に疲れたので、『一陽来復』を読み始めた

吉本隆明『共同幻想論』の対談ビデオ、次の10分間を文字起こしした。30分から40分のところ。一時間以上かかった。午前中を費やす。昨日と同じ日課となった。

双系制社会がアジアの最辺境にあり、その内側(ということは文明が進んだところ?)に母系制社会があると鹿島さんは言う。母系制から父系制になっていくのか、どうも本当のところはわからないので、軽々には言えないと吉本は言っているらしい。

ところで、鹿島さんが例に出されたが、サザエさん一家は母系制と見てもよさそうだ。とすると、マスオさん現象が目立つ昨今の日本社会は、母系制が復権しつつあるのだろうか?

面白いが、ここを追求していると死ぬまでには終わらないだろう。片手間にやろうかしら。トッドの著作は、図書館システムを検索したら18冊くらいあった。これらを読むだけでも大変だ。先崎さんが取り上げた、和辻哲郎の『倫理学』は原稿を製本したものが、国会図書館デジタル・コレクションで読める。長大。

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気を取り直して、いや取り直すために、『一陽来復』(井波律子 岩波書店)を読むことにした。


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今日も三人分の食事を用意する必要があった。毎日だと大変だ。昔、システムを「作る」のでなく、「構築」しようと言う話があった。それと同じことにした。要するに、トンカツを買ってきて食べた。うまい。

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