2018年3月6日火曜日

巴里や上海で自分を発見できるなら、日本に居ても頑張ればできるだろう

 「言語都市・パリ 1862ー1945」には、明治期のパリの印象記がたくさん紹介されている。

 それらの原本を国会図書館デジタルコレクションで捜すと、かなりヒットする。

 たとえば、「暁窓追録」(栗本鋤雲)。





 そして、「巴里の三十年」(ドーデ)。



 「陶庵随筆」(西園寺公望)など。



 いくらでも面白そうな文献が見つかり、読む暇がない(T_T)


 とりあえず、そのままにして、K内科に定期検診にいく。異常なし。春の空の雲が美しい。



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 今朝未明、目が覚めたので、青空文庫の新刊になにがあるかを、見に行った。すると岸田国士の「落葉日記」というのが目についた。なんとなく心惹かれたので、ダウンロードして読み始める。これがなかなか面白い。iPadの画面計算で400ページ強。実際の本(1937年 白水社)だと300ページ強、これは国会図書館DCであとで調べた。



 一気に、3時間かけて読み終える。主人公のBildungsroman(ビルドゥングスロマーン)とも言える小説だ。上海に行き、本当の自分を発見する。

 朝4時から寝たら、寝坊する夢をまた見た。

 岸田国士の作品は青空文庫にたくさん(現在600編以上)ある。全部読むのは大変そう^^;

 

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