2018年9月29日土曜日

金木犀の花の香りは秋の深まりを告げ学習意欲をかきたてる

  2002年の写真。セセリチョウの仲間。ジェット機みたいに飛ぶ姿に魅せられていた。



 同じく2002年の金木犀の写真。やはり今年も咲いて香っている。この香りをかぐと、なぜか漱石の「こころ」を読みたくなる。



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 朝は、珍しく天文学の勉強をした。大阪大学理学部大学院の講義のスライドを見せていただいた。この講義くらいのことを理解できれば天体物理学の謎(私にとっての)が解けるかもしれない。




 主系列星のスペクトル。同じパターンで暗線が見える。これでこれらの星が同一の構造をしていることがわかるのだろう。



 連続スペクトルは荷電粒子が加速度運動をしているから。うーむ、よくわからないが、なるほど。



 X線発生装置。卒業実験で使ったのとほとんど同じ。なつかしい。それだけ。



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 図書館から借りている、「失われた時を求めて 5」(高遠先生訳)の貸出期限が近い(10月1日)ので、中断していたところから読み始める。全く違和感なくすぐ内容に溶け込める。これも訳文のわかりやすさと、詳細な(かつ面白い)訳者注釈のおかげだ。



 戦術史の議論のあたりを読んでいると「戦争と平和」を思い出してしまう。とにかくこの主人公は饒舌。つまりプルーストの筆は縦横無尽。これを手書きしていたとすると、そして修正をくりかえしていたとすると、すごい能力だ。

 残りは100ページ弱となった。読み終わったら、最新刊(6)を読み始めよう。これは紙の本で買ってある。

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