2019年2月20日水曜日

図書館も飲み屋街も…センチメンタル・ジャーニー

 また、ポカをやってしまった。老化現象であろう。



 しばらくぶりで、国会図書館へでかけた。読みたい本もあったし、書評ハンティングもしたかった。でも、永田町駅からすぐそばの国会図書館の入口に行ったら…入れない。そばの掲示板に休館日と大きく書いてある。日曜と祝日は休むと知っていたが、月一回だけ水曜休みがある。これにひっかかった。

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 今日は朝から暖かい。今週から寝坊はやめて朝6時に起きることにしている。急いで家事を済ませ、10時ちょっと前には家を出た。急行がすぐ来たので、空いていた優先席に乗り込む。途中駅から乗ってきたオジサマが、携帯を使うなら一般席にいけと横柄に言ったので、ムッとしたがおとなしく携帯はしまった。彼は向かい側に座り、他のおばあさんに自分は除細動器を埋め込んでいる、昨年だけで発作で数回電車を止めたと言っている。出入り口に立っている若者にも向こうを向いて携帯を使えと言っている。もうひとつ、80歳以上の人でないと優先席に座るのは許さないとも。ペースメーカーなどの機器には携帯をよほど近づけないと影響が出ないと最近は言われているが…と思ったが論争は避けた。

 あとで、彼がおりたあと「携帯で」調べたが、除細動器もペースメーカー同様であるらしい。15センチ以上ならあまり問題は出ない。しかし、病気の方は神経質になることがあるので、気遣いは必要であろう。

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 地下鉄を降りてちょっとホッとしながら、目的地についたら、上記のような始末。

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 がっくり来たが、プランBを発動。昨日調べた、県立川崎図書館が面白そうなので、利用登録がてら覗き、国会図書館デジタル化資料送信サービスを試したい。最寄り駅は溝の口なので帰り道だ。

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 溝の口から、ひたすら歩いた。15分位。足に合わない靴だったので、つま先が痛くなったし、暑い。腹も減った。

 やっとたどり着き、早速利用者登録。神奈川県民であり、身分証明(住所の確認)には保険証で事足りた。さっそくPCに向かい
「国会図書館デジタル」で次の三冊を読む。
 (1)『ロンドンー東京5万キロ』
 (2)『欧州スクーター旅行』
 (3)『宇宙文明論』
どれも子供の頃、胸を高鳴らせながら読んだ本。国会図書館以外では見つからなかった。

 (1)と(2)は、その後読んだ辻邦生さんの欧州ドライブの日記や、若かりし森有正先生がモーターサイクルで南仏を駆け回った文章に通じる、原点的書物だ。小学生にどこまでわかったのかと思ったが、目を通すと当時の感動が蘇る。バグダットのベリーダンスの写真でムラムラしたし。わかって読んでいたのだ。ドーダ。

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 県立川崎図書館は、科学・技術系の蔵書だけが配架されている。それ系の雑誌もゴマンと並んでいる。論文集もあっても良さそうと思ったら、これはオンラインデータベースで読める。大学の研究室の図書室のような感じ。あるいは、昔勤めたカイシャの「情報センター」によく似ている。
 KSP(神奈川サイエンスパーク)の中にあり、技術者用に整備したらしい。静かで気に入った。

 駅から遠いのが難点、と思ったがKSPと駅との間にシャトルバス(無料)が10分に一本運行されている。帰りはそれに乗った。

 あとで思い出したが、昔のカイシャでKSPに研修センターを作る案があり視察に行ったことがある。値段が折り合わなかった。そしてその後バブルがはじけた。

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 空腹だったので、駅前で牛丼を食べた。牛丼久しぶり。社会復帰した感じ。

 近所に昔よく飲みに来た「たまい本店」がまだあった。これもよく行ったカラオケスナック(熱帯魚の大きな水槽があった)は、影も形もない。戦争直後からあったようなガード下の飲み屋街はもちろんない。



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 国会図書館がお休みだったおかげで、センチメンタル・ジャーニーの気分が味わえた。

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 なお、「図書館向けデジタル化資料送信サービス(図書館送信)」への加入申し込みを近所の図書館に強力に勧めることにした。参考資料はここにある。簡単だ。

 上記『欧州スクーター旅行』の著者桶谷繁雄先生の訳された『パスツール伝』もこのサービスで読める!

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