2019年2月21日木曜日

自宅と自宅そばの図書館に「国会図書館」を持ってくるのは簡単だ

 国会図書館デジタルコレクションは、数多く(260万点-平成29年1月現在)の資料を参照できる素晴らしいサービスだ。毎日のように利用している。自宅で見ることができるのは著作権切れの50万点。これはPDFでダウンロードもできる。これだけでもかなりの資料を読める。

 個人の環境からでは見ることのできない資料がある。著作権が切れていない資料だ。これは、国会図書館に行けば見ることができる。複写も定められた範囲内で可能だ。

From Wikimedia Commons, the free media repository


 ところが、国会図書館に行くのは億劫だ。交通費もかかる。近所の図書館でなんとか資料を見ることはできぬのか。ということで用意されたのが「図書館向けデジタル資料送信サービス」だ。

 この「デジタル資料送信サービス」を使えば、150万点の資料を、図書館の端末で参照することができる。館員に申し出れば複写もしてもらえる。

 昨年、地元の市立図書館に行って、この「デジタル資料送信サービス」を利用できるようにしてくださいとお願いした。その甲斐あってか、数ヶ月たった今年2月に、この大和市立図書館でサービス提供が始まった。このところサービスを採用する図書館がどんどん増加してちょうど大和市立図書館で1000館目だという。

 私の行動範囲内では、相模大野図書館、県立川崎図書館がサービスを採用している。

 うれしいのだが、自宅に近い(電車に乗らずに行ける)中央林間図書館では、まだサービス提供ができていないらしい。

 労せずして150万点の図書が蔵書に増えますぜ…と売り込みに行こうと思っている。

 参考資料として、このPDFファイルを見せよう。そして館員に教える(おこがましいが)アドレスはここ。ここを見れば手続きは簡単そうだ。

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 なお、4月からあらたに書誌データの個人利用もはじまる。これについても、勉強して利用の仕方を報告したい。

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