2019年8月5日月曜日

『シートン自叙伝』読了。面白かったですよ。

昨日、久しぶりに書いた「OLD REVIEWS」の材料はもうひとつ見つけてある。ロンブローゾの『天才論』の冒頭部分。明日やろう。

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ALL REVIEWS友の会のイベント内容書き起こし。担当分の8割くらいまでやった。今日難しかったのは、パリのとあるレストランの名前。フランス語で1回しか言われなかったので、前後関係から単語を推測し、Googleで検索しまくってやっとそれらしいのを見つけた。30分くらいかかった。フランス語をもっと真面目にやっておけばよかった。逆に、こうしてたどり着いた単語は忘れないので、このほうが上達の早道ではある。

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『シートン自叙伝』を読み終えた。さすがのシートンも、中年になってくると、膝が痛いとか、眼が疲れてデスクワークは無理などと言いだす。膝は使いすぎだったろう。眼は、後に専門医の診察を受けて、「二焦点」であると言われ、たぶん精密な眼鏡を作ってもらって解決。100年前ということを考えなければならない。
1890年に30歳で、やっと、父親からの負債ののこり450ドルを返した。だんだん、絵や文章で金が入るようになった。貯金して不動産や株式投資をしているのは、エライ。
1894年、パリへ。汽船「スパーランダム号」、1896年に戻るときは「セント・ポール号」。どちらもまだ調べていない。藤原英司さんの「ラテンクォーター」という地名の訳しかたは面白い。「カルチエ・ラタン」のことか。
シートンが撮った捕らわれた狼王ロボの写真が掲載されている。捕らわれる原因を作った「妻」ブランカの写真も。悲しい姿。
291ページに、「(開墾で)夜はへとへとだった。しかし、昼間観察した博物学的な記録をつくることは怠らなかった。」とある。これが成功の源泉かと思う。

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これは、ロボたちではなく、2011年の今日の外猫。京都同じく暑かったので日陰でごろごろしている。

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