2019年12月8日日曜日

ルリユールをしてみたくなった

桜の木はまだ、秋の終わりの風情。



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昨日倉本さおりさんが紹介してくれた「ルリユール叢書」(幻戯書房)。なかなかいい本が揃いそうだが、私は「ルリユール」という単語に反応した。書斎スタジオにいて、スバラシイ革の装幀がされた書籍に囲まれていたからだろう。最近、製本業界の大変さを伝えるツイートを目にしていたからかも知れない。

ルリユールと言えば、栃折久美子さんを思い出した。『モロッコ革の本』を出してきて眺めた。この本自体は簡易な装幀(製本は永興舎)だが、ひょっとすると栃折久美子さんは、読者に自前でルリユールしてみろというつもりだったのかも、と妄想する。
https://hfukuchi.blogspot.com/2019/01/blog-post_31.html

栃折さんの弟子だとおっしゃる方の頁も見つけた。栃折さんの書誌のサイトも見つけた。
https://hitokoto-monokoto.jp/?post_type=interview&p=354
https://sites.google.com/site/2hyakka/tochiori?authuser=0


興味が再燃したので、栃折さんの著書をまた借りてみることにする。二冊。ついでに『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』も借りることにした。


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ALL REVIEWSを「製本」というキーワードでサーチしたら、鹿島先生の書評が見つかった。
https://allreviews.jp/review/908

その一部に、「私は常々、金があったら自分の本をすべて革装丁にしたいと思っていたが、本書があれば自分でも革装丁できるかもしれないと思い始めた。」という一節がある。同じことを考えておられると可笑しくなった。革装はとても無理だが、傷んだ本の修理の意味の製本は自分でやってみたい。

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