2020年6月12日金曜日

ドゴールが飛んで戻ってきた(『パリは燃えているか』)

『パリは燃えているか』を読み続ける。昨夜のオンライン壮行会の疲れ(?)で、他のことはあまりやる気が出ない。note記事(週刊AR巻頭言総集編)の編集をちょっとやっただけ。

上巻278頁以降。ドゴールはジブラルタルからノルマンディー付近のフランス海岸へ向かう。乗ったのはたぶん自由フランス軍所属のロッキード・ロードスター《フランス》号。米軍が《空の要塞》(B-17 フライングフォートレス(Boeing B-17 Flying Fortress))を貸してくれるのを断った。故障と称してなかなか出発してくれなかったからだ。

長距離飛行なので燃料を目一杯積み込んで、やっとの思いで離陸。夜陰に乗じて目的地(空港は決まっていない)を目指す。英仏海峡付近で米軍機と落ち合う約束だった。朝になっても天候は悪い。そのせいかどうか不明ながら米軍機とランデブーできない。燃料切れで墜落寸前に、パイロットが低空に降りて眼下の地形(シェルブール付近)をドゴールに見てもらい、やっと臨時の滑走路を見つけて降りた。着陸した時燃料切れの警告灯がついた。わずか120秒分しか残っていなかったのだ。


写真は米軍仕様のロッキード・ロードスター
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Boeing B-17 Flying Fortress
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