2022年6月24日金曜日

前立腺検査記(ご心配いりません)

毎年末に忘年会を兼ねた人間ドック入りを元会社の先輩としています。毎年たくさん指摘事項がありますが、年に1つくらいはクリアしようとしています。今年は「前立腺肥大気味なので、PSA検査を勧める」という指摘事項をクリアすることにしました。4月にかかりつけ医で血液検査をしたところ、値が4.75でした。4以上が異常ですから、泌尿器科で精密検査を受けました。先週金曜に予備的に受診すると、症状的には前立腺肥大と思うので、翌週エコー検査と尿の出かたを調べようということになりました。

重症ではなさそうなので、今日、気楽な気持ちで出かけました。検査前2時間はトイレに行ってはいけません。膀胱にたくさん尿がたまっている状態が検査に必要です、といわれました。

病院で受付後、エコー室の前に呼ばれ検査技師の方に、大丈夫か?(貯まっているか)と確かめられ、もちろんと胸を張ってベッドに上がりました。

ところが、超音波エコーでみると、尿がほとんど膀胱にたまっていないとのこと。

水分とって来いと一たん外に出されました。30分かけろとも。「いろはす」555mlを一気のみしました。15分位で戻り、大丈夫と自己申告し、検査再開。

水を飲みながら見上げる空にオスプレイが(怒)

ところが、技師さんは最初は首をひねられて、まだたまっていないですとおっしゃる。いや、あんなに飲んだのでそんな筈はないと押し問答。エコーで胃をみると、水と空気の境がキラキラして綺麗だそうです。

そのうち、膀胱にも急にたまってきました。大きくなってきました。これで検査ができました。尿意も増してきたので、たまらず尿の流量検査に移らせてもらいました。単位時間あたりの尿量を自動的に測り、それをすぐクラフにしてくれるキカイです。エライ。数学で習った積分の図解そのものです。

その後事後のエコー検査もすませて、医師の診察待ち。

診察前にもう一度トイレに行ってしまいました。どうも緊張するといっそう出が悪いようです。

さっきは緊張していたのが、診断結果をきくのが楽しみになってきました。

となりの救急処置室には次々と救急車で患者さんが運ばれてくるので笑っていることはできません。

15時55分、病院にきてから2時間で、やっと先生の診察開始です。

以下、結果。

前立腺は少し腫れている。しかし悪性ではなさそう。前立腺の腫れを抑える薬と、前立腺内の筋肉の力を弱める薬を出す。まれに肝臓に影響することがあるので、1ヶ月後に血液検査をする。そこでOKならその薬を続ける。とのことでした。きちんと検査に来る人に、悪性の人はほとんどいませんともおっしゃいました。ついでに、尿が出きるまで1分かかっている、若い人の3倍以上だそうです。ショックです。

一安心し、会計をすませ、帰りに薬局で薬をもらい、家に帰ってコーヒーをのみました。

病院は歩いて5分のところにあります。尿のたまるキョリではないのが敗因でした。(*^_^*)

ところで毎日飲むべき薬がいろいろとりまぜて8種類になってしまいました。管理が大変です。 

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