2017年12月20日水曜日

藤村はパリで「引きこもって」いたようだ

 今朝もたくさん夢を見て起きたが、忘れてしまったので、夢日記なし。

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 寒い一日。夕食にカレイの煮付けを作った。美味しかった(*^^*)



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 島崎藤村の「平和の巴里」(? 変な題名と思う)を、国会図書館デジタルコレクションで見つけて読んでみた。大正4年発行で、まだ彼はフランスに居たはずなので、日本に送った原稿を出版社(春陽堂)が編集して作ったのだろう。

 内容は昨日まで読んだ「エトランゼエ」と同時期のことが書いてある。「エトランゼエ」は大正11年発行。十分に滞仏経験を咀嚼してから書いたものだろう。逆に言って「平和の巴里」の記述は少し散漫だ。#お前が言うな、スミマセン(_ _;)

 どちらにせよ、藤村のパリ生活は、下宿に閉じこもっていて、あまり楽しそうではない。せっかく巴里にいったのだから、戦争前後とは言えもっと楽しんでほしかった。しかし、事情があって、巴里に逃避していたので仕方ないとも言える。

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