2018年1月17日水曜日

早起きは、三文の徳、「明月記」

 毎朝届く、メールマガジン。愛読してるのですが、今朝の話題のなかで「かに星雲」の話しのついでに、藤原定家の「明月記」が出てきていました。このメルマガのバックナンバーはここ。

 明月記は日本大百科全書(JKP版)によると… 
「藤原定家(ていか)の日記で「照光記」ともいう。現存は、1180年(治承4)の18歳から1235年(嘉禎1)74歳までの56年間の日次(ひなみ)日記。途中欠脱もあるが、原本の多くが冷泉(れいぜい)家時雨(しぐれ)亭文庫に現存する。冷泉家に残る譲状(ゆずりじょう)によると、仁治(にんじ)年間(1240~43)まで記されたのであった。また、『明月記』の引用は嘉禎(かてい)4年の記事まである。時雨亭文庫現蔵は、1192年(建久3)~1233年(天福1)までの54巻(途中欠脱年あり)で、そのほか諸文庫にも伝存する。定家の生活や個性を知る最大の資料であるほか、歌壇の動きや詠歌事情、『新古今集』撰修(せんしゅう)の実状が詳細に記され、晩年に多くの古典書写をしたその実態が知られる。また、鎌倉初期の公家(くげ)の政争や生活、ときには庶民社会の記事を含んでいて注目される。[有吉 保] 」

 脱線すると、「明月記」はいまでいうとすごい長期間のブログといえる。これを目指したいですね。56年は流石に無理ですが。

 その性格が変わっているとされる藤原定家については、堀田善衞さんの本がおもしろそう。さっそく、図書館で予約してみました。他の本も2冊。一番下のは、モンテーニュの評伝です。



 明日か明後日には分館に届くでしょう。

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 早起きして(早起きしなくてもだが)、インターネットや新聞やテレビ・ラジオで面白そうな情報を仕入れる。連想力を使って、その情報から面白そうな勉強ネタを仕入れる。この繰り返しが楽しい。

 

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