2019年10月17日木曜日

『言葉と歩く日記』を再再読。著者の多和田葉子さんはいずれノーベル賞をとると思う。



『言葉と歩く日記』(多和田葉子 2013年 岩波新書)を再再読。自前本なので、線をひいたりコメント入れたりして読んでいる。前回までは赤鉛筆だったので、今回は黒鉛筆。
表題通り、言葉に関する本なのだが、テーマを決めて章分けして書こうとすると、ナンセンスに思えてくるので、日記形態にしたとおっしゃる。言語は、他のテーマとともに、体にうったえてくる時のみ意味を持つと…

日記好きの私としては、我が意を得たりというところだ。多和田さんはこの時には、二重帳簿をつけていた。つまりこの本の元になった日記と、子供の時からの普通の日記。東日本大震災後の虚脱感を克服するための手立てだったのかも知れない。
今回の颱風による大雨被害の報道を見ていると、また2011年に戻ったような気がして、やっと薄れてきたトラウマが復活してしまうような気がする。この克服には、ナニカをしないといけない。

***

夏風邪のなごりと、颱風のつかれで、気分は最悪で、ほとんど一日寝床で過ごす。少し回復したので、頑張って買い物に行って来た。夕食のおかずに珍しい生サンマ一尾98円。
塩焼きにした。新鮮で美味しかった。



このサンマの写真を、このあいだ更新したiPhone7Pで撮ったのだが、写真のフォーマットが、heicとやらになっていて、PC上での加工が自由にできない。仕方ないので、設定でjpgに戻す。heicのほうがサイズが小さいのだが…

0 件のコメント: