2019年10月26日土曜日

『量子の海、ディラックの深淵』、大学院生ながらディラックは研究の最前線に

『量子の海、ディラックの深淵』を読みすすめる。手軽な課題ではなく、根本的な研究課題へとどんどんシフトして行く。これが偉大な科学者のしるしだ。(110頁)
新たな奨学金を得て、大学院での研究生活を続ける。推薦者には、ケインズ、カニングハム、ファウラー、ジェームス・ジーンズなどがいる。(113頁)
1925年、ハイゼンベルグの有名な論文の校正刷りがファウラーから届けられる。これに魅せられる。アインシュタインもこの論文には興奮したのだそうだ。(116頁)
まだ、大学院生のディラックはポアソン括弧式を使ってハイゼンベルグの理論を説明し直す。

ディラックの論文は、
https://royalsocietypublishing.org/doi/10.1098/rspa.1927.0071
で読むことができる。眺めるだけでも役に立つ。



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図書館でまた、5冊借用。


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毎週土曜朝刊には数ページの読書特集が掲載される。後で読むためにiPhoneで写真を撮っておく。1ページ全体を撮る。新聞を床において、立って撮る。解像度の高いカメラが搭載されている。拡大にたえるので、老眼には嬉しい。

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近所の工事風景。土台がほとんど完成。工事開始以来3ヶ月。

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