2019年10月5日土曜日

『評伝バルテュス』は見つけものだった、オモシロイ

今朝の読書。『評伝バルテュス』(クロード・ロワ 與謝野文子訳 2014年 河出書房新社)を50頁。オモシロイ。

30頁。12歳のバルテュスは母親と兄とともに1920年にジュネーブ、21年にベルリンへ。リルケにその才能を認められている。父親(離婚)、母親ともポーランド出の芸術家。「莊子」を読み耽る早熟児。

35頁。可愛がっていた仔猫のミツを失う。その猫の絵を書く。リルケの猫はミノ。後に、1935年「猫たちの王」、1949年「地中海の猫」を描く。後者の猫は本のカバー絵になっているが、魚をナイフとフォークで食べようとしている。



兄と、女中さんの寝言を聞いて記録して楽しんでいるような変わり者。タンタンも好きだった。

41頁。自然の見方を中国や日本の芸術に学ぶ。対立でなく自然と一体になる。

46頁。「絵のレッスンは受けていない…」と母親。でもボナールは絵を絶賛した。母親の目は手放しの愛情で曇るのでなく、かえってバルテュスの将来を見透かす。ルーブルでプッサンの絵を模写したときも母は褒める。

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昼から、息子殿がやってきた。彼は先週iPhone11を購入したので、それまで使ったiPhone7Plus(SIMフリー)を譲ってくれた。

今まで、やはりお下がりのiPhone6Plusを使っていたが、7Plusに変更しなければならない。UQモバイルの格安SIMを使っているのだが、少し手こずった。データなどの移行はあまり迷わずできたが、SIMカードを移したら認識しない。インターネットに相談して得た結論は、iPhone7用のSIMは6と違うということだ。大きさ(ナノ)は同じなのだが。

結局、SIMカードの更新が必要との結論に達し、Webで注文した。更新手数料は3千円プラス税、計3300円。ちょっと痛い出費だ。何回かデザートを我慢しなければならない。

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ラグビーワールドカップ。日本はサモアにも勝利。ひょっとするとベスト8に行くのか。

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