2017年4月9日日曜日

空海本を発掘し新刊雑誌も購入、ウィトゲンシュタイン本まででてきた

 腹痛が治り、足腰に力が入る様になったので、納戸部屋のガラクタを踏み越えて空海本を掻き集めてきた。



 意外にたくさんある。全集には「東陽堂書店」のラベルが貼ってあった。神保町まで行ったのか。拾い読みすると、松本清張さんが「密教の水源をみる」(1994年 講談社文庫)で、恵果との初対面の場面を冷静に分析しているのが、面白かった。たしかに皆、空海を褒め過ぎるので、本来の(?)空海像がわかりにくいと思う。ただし、調べていくと皆圧倒されるのだろう。

 「新潮」5月号に円城塔さんが、やはり空海のことをテーマにした短編「種字」を書いているらしいので、駅ビルの書店まで行き、立ち読みし結局買って帰る。奇想天外。ただし、短編連作の一つなので、他も読みたくなり、すこし読後感が薄い。単行本出版を待つか。
 こういった文芸雑誌を買うのは久しぶりだ。若くなった気分(*^^*)




 空海本の横に、ラッセルとウィトゲンシュタインの本(世界の名著)があったので、これも拾ってきた。これから哲学を勉強してもいいなと思う。花咲く春はいろいろ気が多くなる。

 土日とも雨で、せっかく満開になった桜が散り始めている。

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