2018年5月16日水曜日

ブローティガンは凄く面白いしエミリー・ディキンソンの詩も捨てがたい

 「ビッグ・サーの南軍将軍」(ブローティガン 藤本訳 1976年 河出書房新社)を読み始める。ブローティガンは手持ちの「愛の行方」以外、読んでなかったらしい。昨日までの「アメリカの鱒釣り」も今回の「ビッグ・サーの南軍将軍」も初見だ。あまけに、「ビッグ・サー」って偉い人とか言う意味と思っていたが、「BIG SUR」で地名だった(T_T)

 小説は素敵に面白い。ちょっとだけ味見と思って読み始めると、小説の方で食いついてくる。離れない。空腹の鱒が餌を追いかけるように(表現はおかしいが)、先方(小説)のほうからこちらの目に食らいつく。翻訳にしてこれなのだからすごい。

 藤本和子さんの訳文も素晴らしい。アメリカ在住。他の訳本や随筆も読んでみよう。

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 Twitterによると、今日はエミリー・ディキンソンの命日だそうな。Kindle For Macで、昔手に入れた、無料だったが、詩集を読んで見る。

 電子本は味気ないなと、Internet Archiveでも読んで見る。



 やはり寝転んで読むには、純正Kindle。彼女の詩の一句の長さなら、Kindleの小さな画面でも、いや、小さな画面のほうが、読みやすい。



 翻訳にも目を通したいので、図書館に予約入れた。



 朝日新聞を読んで、ソール・ライターの写真集をタッチの差で先に借り出した人がいるらしい。早く返してほしいものだ^^;

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