2018年5月1日火曜日

「果しなき流れの果に」なにがあるのか

 「父のこと」(吉田健一)読了。吉田茂の考え方はもちろん戦前のものなので、この本の過半を占める対談を読むと、歴史的感慨が湧く(だけ)。

 「健一節」(実は大好き)は他の作品で味わうほうが良い。親のことを書くのは照れているとできない。



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 「小松左京コレクション2」(小松左京 1995年 ジャストシステム)のなかの「果しなき流れの果に」を読み始める。小説(ストーリー)として読むと、大雑把なところが目立つのだが、巨大な構想で読ませるのは、他の作品と同様か。

 今夜は徹夜しないように気をつけたい。



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 図書館に注文していた、西脇順三郎詩集が、やっと用意できたと言ってきた。誰かなかなか返さないヒトが居たようだ。国吉康雄さんの画集と一緒に、明日取りに行く。


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