2020年1月13日月曜日

『古本屋散策』(論創社)の実物を確かめたらどうしても欲しくなり購入注文した


『日米交換船』を読み続ける。

179頁。横浜に帰ってきて、取り調べを受けると、「脱船者」がかなりいた。「めりけんじゃっぷ」系、つまり、船乗りとして米国に行き、港でそのまま降りてしまったひとたち。旅券無しで米国をうろうろできた。国境をきにしなかった最後の世代。
ここを読んで、考えてみると、昔のヨーロッパとか、いまのEUの状況からして、歴史上普遍的な人々だろう。

194頁。鶴見俊輔がはじめて米国に行った時乗ったのは氷川丸。その後浅間丸にも乗った。川崎汽船の貨客船でにも乗ったことがあるという。

196頁。渋沢財閥の「日本図書館」のために鶴見祐輔(父親)が渡米したとある。竹内辰治(関西学院の教授)というひととニューヨークで本を集めていたという。この話はよくわからないので、少し調べたい。

226頁。1960年に岸信介が安保条約を延長したことで、ソ連が刺激され、キューバ危機の原因となったという説。これは西春彦(元外務次官)の『回想の日本外交』に書いてあるという。この本は図書館で予約した。

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『古本屋散策』、昨日やっと借りることができた。今日、目を通してみた。

この本の資料性の高さに感激したので、自前で買うことに決めた。税込みで5280円。先日ALL REVIEWSの忘年会でいただいた図書カードと、町内会の事務作業を手伝ったご褒美の商品券をあわせて払うことにした。ブックファーストで受け取れるようにインターネットで手配\(^o^)/

参考:鹿島先生の書評
https://allreviews.jp/review/3784

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年賀状は今日で全部書き終わった。あと、もし必要なら寒中見舞いにする。

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