2020年1月20日月曜日

NETFLIXに加入してみた

『NETFLIX コンテンツ帝国の野望』を最後まで読んだ。

230頁。NETFLIXはフリックスファイル(プログラム)で高度なマーケティング。一方ブロックバスターはスーパーボウルで派手な広告をぶっぱなす。

232頁。値下げ合戦ではNETFLIXの分が悪い。

245頁。2005年末。NETFLIXは無借金経営。契約者数は420万人。旧作タイトルレンタルで収益の大半を稼ぎ出している。ハリウッドのリリーススケジュールに左右されないビジネスモデル。株式時価総額では8億ドルリード。

260頁。ブロックバスター社は「トータルアクセス」(店舗とメールオーダーの融合)で強烈に巻き返す。
ただし、BSには悪影響(270頁)。

272頁。2007年。NETFLIXはインスタントビューイングで高品質なストリーミング・サービス開始。ポイントは、ビデオ鑑賞中の顧客行動の把握とそのデータの活用だ。これは電子書籍でもできそうなアイディアと私は思った。

289頁。NETFLIXはアルゴリズム公募で、新しいリコメンドエンジンを開発する。

302頁。ブロックバスターの株主筆頭アイカーンは経営幹部のアンティオコを解任する。もうおしまい?

319頁。後任の凡庸な経営者キーズの繰り出す手は皆時代遅れ。アイカーンはなぜこんな経営者を選んだのか?

326頁。NETFLIXのセットトップボックスRokuは好評。ストリーミングへの舵をいっぱいに切る。

335頁。08年秋。リーマンショック。この期に及んでもキーズはストリーミングやサブスクリプションサービスを軽視。人のことは言えない、09年秋に会社を退職した私も、旧態依然のビジネスモデルを信じていて、その後の仕事は儲からなかった(泣)

350頁。ヘイスティング、フォーチュン誌の特集記事で取り上げられて大満足。

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NETFLIXの顧客サービスはどんなものか知りたくなったので、ベーシックコース800円で加入してみた。とりあえず『サバイバー』は面白いが、観たあとに何を言ってくるか楽しみだ。



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