2020年1月10日金曜日

『松林図屏風』(長谷川等伯)は泣きたくなるほど素晴らしかった

国立博物館に行き、国宝の『松林図屏風』(長谷川等伯)を観てきた。国立博物館は通常の展観なら、70歳以上無料(免許証など年齢の確認できるものが必要。ここ大切)。




朝食、掃除、入浴を済ませ、12時頃上野公園に着いた。瀬戸内の食べ物即売の「せとうちグルメフェス」をやっていた。


牡蠣に心惹かれたが、無視して、一路国立博物館へ。構内に入りまず、トーハクくんにご挨拶した。





「高御座」とか言うのも、別途展示していて、こちらは何歳でも無料で見学できるそうだ。でも90分待ちなので、やめて、『松林図屏風』の部屋に直行。


ここだ。2階の第2室(国宝室)。



全体を見た後、細部も見る。この松の根は、等伯が最後に直して失敗したところかしら。
(出典:『等伯(下)』(安部龍太郎 2015年 文春文庫)の385頁。)



ともかく、全体を通じて、迫力がすごい、空気感がすばらしい。感動。


他の展示も駆け足で観た。ねずみにかんする特別展示が楽しい。なかでも気に入ったのがこれ。





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帰りに、記念品を買おうとしたが、もっともほしいと思ったミニチュアの屏風は、6600円なのであきらめる。


かわりに、変形の絵ハガキを買った。


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帰りは、新宿のIデパートにより、特売の布団カバーを買う人におつきあい。ごほうびに、6階の蕎麦屋で、天せいろを食べさせていただいた。海老天が大きくてしかも美味い。蕎麦も良質。



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本日は1万1千歩あるいた。疲れた。でも等伯はよかった。泣きそうになった。13日までの特別展観なので、お出かけの方は早めに。

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