2020年10月18日日曜日

『アシモフ自伝 1上』を読み終えた後、『トーマス・マン日記 1949−1950』を借りてきた



『アシモフ自伝 1上』を読み終えた。

371頁。
1941年夏。珍しく休暇をとり、シュペルヴィルへ。(手がき入力でルの書き方のコツがつかめた。というより入力システムの方が学習してくれたのか。)

周囲の客はユダヤ移民。皆ナチへの憎悪。しかし白人の黒人への差別は容認。歴史を学んでいないからと結論付ける。6月22日、ナチス・ドイツがソ連を侵略したニュースを聞き帰宅。

378頁。
1941年8月1日、キャンベルのところに行く途中、地下鉄で読書中に『銀河帝国・・・』のアイデアを、連想で思いついた。キャンベルに話すと乗ってきた。まず概要を書いて来いとアシモフを帰した。ハインラインは未来史の精密な概要を書いたが、アシモフはそんなことはしない。すぐ書きはじめた。

379頁。
1941年8月15日。大学院の物理化学集中講義「相律」の最終日。アスタウンディング誌に「夜来たる」が載り、アシモフは表紙と占領。ハインラインは「メトセラの子ら」。21歳にして一流作家と認められた。

381頁。
9月8日、「ファウンデーション」採用。126ドル。割増金はつかなかったが、シリーズものになる。

382頁。
9月18日、ニューヨークでオーロラが見えた。

392頁。
12月7日、日本軍が真珠湾を爆撃。海軍艦艇ほぼ壊滅。

394頁。
1941年の文筆収入は1060ドル!

397頁。
修士修了試験に合格。博士課程へ。

409頁。
ハインラインの口ききで、フィラデルフィアの海軍工廠に勤務することになった。徴兵のがれのため。日本との戦況は悪化したまま。

***

読書後、午前中はマンションの理事会。

午後は、かたづけのために、三茶に向かいますです。予約している『トーマス・マン日記 1949−1950』も借りてくる。



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