2020年10月20日火曜日

マン家の人々の生涯も小説以上に小説的

『トーマス・マン日記 1949-1950』を読み続ける。

1949年1月5日。『ゲーテと民主主議』講演原稿を書きはじめる。5月にワシントンの国会図書館で講演するため。このあと、「風邪」もひきながら、苦労して書いていくことになる。

トルストイの『主人と下僕』を読んでいる。忙しいのにあるいは忙しいからこそ本も読む。何を書き何を読んでいるかを表にしてみると面白いだろう。

1月18日。
ニューヨークの連邦裁判所で「共産主義者トップ12人」の裁判がはじまる。フリードに「旅の道連れ」(アンデルセン)を読みきかせる。

孫のうち、フリードを溺愛するトーマス・マン。なにか理由があるのかもしれない。

ということで、以下に寄り道するつもりだ。フリードは1940年生まれでご存命。



その前にこれを読む。『Unwritten memories』by Mann, Katia, 1883-1980,Publication date 1975,Language English,Translation of Meine ungeschriebenen Mem


『トーマス・マン日記』の1918年−21年の記述も調べたい。フリードの父ミヒャエル・マンの生まれたときの記述。

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午後、『ダウントン・アビー(劇場版)』を観た。TVシリーズと違い、喜劇的な展開。国王一家は、ダウントン・アビーの一家ほど、高貴に見えない。トムに新しいロマンス。

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