2016年10月20日木曜日

年金生活者ならではの楽しい読書生活のノウハウ 6.ヴァーチャル旅行中の読書

年金生活者ならではの楽しい読書生活のノウハウ
6.ヴァーチャル旅行中の読書

 平凡な日常を嫌うヒトがいる。しかし本人(私)が極めつけの凡人。暮らしの中にアクセントを求める。出かけたり他人とあったりすればいいのだが、あいにく出不精の引っ込み思案。

 考えたのが仮想(ヴァーチャル)旅行。退屈すると、どこそこに旅行したつもりになる。小説の中で王子様になったつもりで終日過ごすというのがあった(たしかフェーリクス・クルル君)が、それと同様なことを、旅行に行った自分になるという設定で行う。
 やってみると非常に面白い。暇つぶしには最適である。そのときの記録が少しだけ残っている。スゥイス旅行パリ旅行など。

 このとき重要な役割をはたすのが、行った(つもりの)先に関連した文章を含む書籍やパンフレット(小説や日記や旅行案内)である。
 ここまで書いて何気なく「架空旅行」でググってみたら、『架空旅行記』という本がヒットした。これ欲しい。池内先生のだけでなく他にもいくつかある。皆やってtるのですね。最近(でもないが)Google Mapというすごいツールもでき、ますます便利になった。

 単に空間的にヴァーチャル旅行するのでなく、時間的にも旅行してみたい。と思ったがそもそも文章の機能としてこれらは埋め込まれている。したがってローマ史を読めば古代のローマやガリアに遊ぶことができる。関が原の戦いに関する記述を読んで石田三成の残念な顔も拝むことができる。Google Historyはやく作って欲しいぞ。

 文章の機能として、このようなイメージ喚起力というか仮想的に異空間と時間のなかの自分を体験させる力は重要であろう。細かい話になるが、仕様書の記述のなかに将来システムを使う人々の体験を彷彿させるものが存在しなければ、役に立たない仕様書としてそしりを受けなくてはならない。(もちろん単なるテキストだけでは無理な話だ。)

 ともかく、毎年ヴァーチャル旅行先を考え、旅行を実施するのは金の掛からない楽しみである。安楽椅子旅行ともいう。実施にあたっては適切な書籍を発見し選び読む楽しみがもれなくついてくる。オススメです\(^o^)/

 追記 誰もが持っている頭脳システム、これは最高最強のバーチャルマシンでしょうね。うまく使うとスバラシイ人生が送れるね\(^o^)/

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