トーマス・マン先生の日常
『トーマス・マンとドイツの時代』(小塩節著 この本いいですね(^O^) )12ページより
「たとえば、毎日、朝のコーヒーのあとは身づくろいを正し、正確に九時から一時まで仕事部屋に入って、一心不乱に執筆をした。休暇中も亡命中も、終生これを怠らなかった。…午後は読書、調査、散歩。夜は観劇や音楽会、社交生活がある。毎日、膨大な量の来信に丁寧な返事をした。…」
身づくろいを正す、とか、膨大な量の…返事、といったところがエライ。でも奥さんが郵便の整理とか返信を手伝っていたし車の運転もしてくれた、要するに秘書的な役割をしてくれたし、本当の秘書も使用人も何人もいたし、と小人(私)は足を引っ張りたくはなる。オレなんか布団畳んで朝飯作って掃除するルーティンがあるんだから😓
しかし彼の生活に憧れ、その仕事ぶりをすこしでも真似をしたいと、ずっと思っている私。最近は少し近づいたかと誤解的自惚れ中。
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