2017年9月20日水曜日

森鴎外はドレスデンで軍務の合間にラファエロの名画を見に行った

 NHKラジオドイツ語講座の7月号テキスト77ページ付近に、森鴎外がドレスデンを訪れた際にラファエロの「システィーナの聖母」を見に行った旨が書かれている。



 ラジオ講座の応用編は7月から9月まで、森鴎外の「独逸日記」を題材にしている。日本語(文語)で書かれた日記をドイツ語に翻訳したものを使用している。

 1885年5月13日の日記に、ドイツ軍の演習を見に行った後、ドレスデンの美術館に行って念願の名画を見たわけだ。

 実は私も相当前に、森鴎外よりは後だが(^^)、ドレスデンの観光をしたことがある。宮殿を観て、爆撃で破壊された教会の修復状況をみたが、美術館には行けなかった。また、そんな名画が有ることも知らなかった。

 森鴎外はさすがである。忙しい中でも時間を作って芸術鑑賞を楽しんでいる。

 「林住期」の人間はこれを目指さないといけない。

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 ドイツ語の他に今年はアラビア語をやろうかと思っていたが、「林住期」の思想を追求するために、サンスクリットにしようかと思案中。

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