2018年8月7日火曜日

涼しいと本が読めるので助かる

 昨日までとは打って変わって、今日は涼しい。朝起きたら22度、日中も27度以上にはならなかった\(^o^)/

 午前中は自治会のイベント用チラシ作成。はかどった。

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 午後は「ブルックリン・フォリーズ」(ポール・オースター 柴田訳 2012年 新潮社)を一気読み。久しぶりに読書がはかどったがこれも涼しさのおかげ。



 主人公は「保険」会社を老齢で退職、離婚、それまで住んでいた家を売って小金が入った、ブルックリンに小さなアパートを借りて気ままに暮らす。やったことがない物書きを始める。

 オースター後期によくあるストーリー。違うのは悲惨でなく明るいムードであること。

 読書はその楽しさに惹かれて昔から欠かさなかった。カフカは他の作家と違い妙に頭に残った。(ということは他の作家のものは忘れた…)

 入院してベッドで考えたのは、無名の人の人生を記述して本にするための「伝記保険」。良いアイディアと気を良くして退院したのが9月11日の朝だった。ここで物語は終わっているので悲劇はなにも記述されていない。

 このあとのオースターの小説をどうしても読みたくさせる…やはり上手い。

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 Wikipediaで調べてみると、本書を含めてこのあとは…

ブルックリン・フォリーズ(The Brooklyn Follies2005) 
写字室の旅 (Travels in the Scriptorium 2007)
闇の中の男 (Man in the Dark 2008)
Invisible 2009
Sunset Park 2010
4 3 2 1 2017

など。

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 夜、ゴーヤと豚肉の塩炒めを作る。美味い。

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