2018年8月9日木曜日

「餘生の文學」(吉田健一)とワインバーグ本の関係

 個人サマータイム(早起きとも言う)の実験をした。起きて家事をするのはいつもやっているので^^;本を読んでみた。

 「餘生の文學」(吉田健一)。数ページのエッセイ。面白いが読んだあと具体的な内容を忘れてしまった。雰囲気は頭に残っている。これでもいいのかなと思ってみる。

 最後の方の文章、「ふと本棚を見廻すと、そこに人の餘生が我々を取り巻いてゐる。」 ここはなかなかいい。
(#(ゐ)はwとyとiで入力できるー知らなかった^^; )

 餘生とは林住期のことを言っていそうだ。ただし吉田健一先生は年齢に制限をつけていない。

***
 朝食後、Facebookを見ていたら、ワインバーグ先生が亡くなったという知らせが飛び込んできた。残念。もっと本を書いてほしかった。私が仕事をしているうちは「スーパーエンジニアへの道」をよく読んだし、退職後は「文章読本」をくりかえし読んだ。どちらも役に立つだけでなく楽しく読めた。

 まさに餘生の文學そのもの。自由に思ったことをワインバーグ先生も楽しんで書いておられたような気がする。

***

その後、ボランティア活動。敬老祝品の配布通知チラシ約2百枚を作成。「スーパーエンジニアへの道」にはリーダーになる訓練のひとつとしてボランティアをやると良いと書いてあった。プリンターの機嫌をとるのに苦労した。そろそろ買い替えか?

***
 午後は暑くなったし勉強する気になれず、ビデオを観た。
 「アバウト・シュミット」。ジャック・ニコルソンが定年後に生きがいを失った仕事人間の悲哀を好演。気の毒になる。

0 件のコメント: