2019年5月8日水曜日

漱石「文学論 序」をアプリ「OCR」にかけてみる、その方法は…

「OCR」アプリの使い勝手をもっと試すことにした。

前々からやりたかった、漱石の「文学論」のデジタル化をやってみた。「序」を少しだけ直接手入力してみたが、面倒で挫折した経験がある。

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国会図書館デジタルコレクションを、「帝國圖書館」(これはiOS上の閲覧アプリ)を使って、iPadで表示しスクリーン・ショットを撮り、できた写真をトリミングしたもの。


これを「OCR」にかけると、こうなった。(結果をメモに貼り付けてある。)


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次は、iPadのカメラでほぼ同時代の(1920年)『漱石全集 八巻』の該当ページを撮った。そしてやはりトリミング。


これを「OCR」にかけたものは…

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比べてみると、iPadのカメラで直接撮ったものからの方が品質がよさそうだ。照明や、ページの開き具合の調整がうまくできればこちらがいいのかもしれない。ただし、大量ページの操作に耐えきれるかは、問題となろう。とりあえず、カメラを使う方法で、序文をデジタル化してみよう。じっくり読むのも兼ねて…

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日常読んでいる種々の文書の内容をメモに取る際に、「OCR」を使うのは、便利かもしれない。「OCR」から、直接カメラを起動できる。この場合はiPadを振り回すより、iPhoneを使うだろう。

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