2019年9月20日金曜日

『 Shakespeare and Company Paris A History of the Rag & Bone Shop of the Heart 』を読んだ

シェイクスピア・アンド・カンパニー書店熱が上がってきたので、昨年新婚旅行に行った方々のお土産の本を読み始めた。(息子たちだけど。)
『 Shakespeare and Company Paris  A History of  the Rag & Bone Shop of the Heart 』
( Edited Krista Halverson 2016 Shakespeare and Company )という本。写真が多いので読みやすい。英語も簡単。45€。

初代のシェイクスピア・アンド・カンパニー書店の簡単な歴史が前置きにあって、今の同書店の創立者ジョージ・ホイットマンがいかにして二代目の書店を立ち上げたか、そして二代目書店にジョージ・ホイットマンがどのような思いを込めたのかを、ドキュメンタリータッチで描いている。文学好き同士の相互扶助コンミューンを、なんとか実現した。須賀敦子が描いたコルシア書店も思い起こされる。
ただし、ジョージ・ホイットマンの強烈な個性がコミューンを引っ張ったのが、大きな特徴か。有名人がたくさんやってくるのがミーハー的にはスバラシイ。

これを見ると、営利が目的ではない書店が成立することもある、そして、普通の書店とは似ても似つかないということが分かる。

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ともかく、これを読んでいると、ますます、またこの書店に行ってみたくなる。できれば泊まりたいが、名刺代わりの文学的あるいは編集的(?)業績がないとダメだろう。また観光客として行くだけでも良い。

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朝ドラで、亡くなった両親に作ってもらった、天丼の味が忘れられないという話を観たので、今夜は天丼を作ってみた。しかし天ぷらは既製品で、出汁だけ作ったので、あまり美味しくなかった。「てんや」でいいから行って食べたい。

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ワールドカップ・ラグビー初戦。日本はロシアに勝利。

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