2018年4月25日水曜日

弘法大師とセンチメンタル・ジャーニー

 午前中は大雨。午後は上がったが変わりやすい天候。

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 「空海の夢」(松岡正剛)を読み続ける。なかで、「生命の海」、「沙門空海」、「弘法大師著作全集」などが紹介されてる。本を選ぶ趣味が合ったので喜んだ。
 ところで、自分はこれらをどうやって選んだか、思い出そう。

 「著作全集」は神田の古本屋『東陽堂書店』で見つけて買った。裏表紙にラベルが貼ってあった。



 他の二冊を選んだ理由は他の本の引用によると思われるが、それはなんだったか? 聖徳太子→梅原猛の他の著作→「生命の海」→沙門空海かもしれない。40年ほど前の確か会社に入ってすぐの事と思える。

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 「空海の夢」に、記憶した場所と、記憶の想起の間のメカニズムについて素晴らしい引用があった(33ページ)。たしかに、さっき何を考えていたかは、「さっき」考えていた場所に戻ると、思い出すことがある。

 すると『センチメンタル・ジャーニー』にも意味がある。昔のことを思い出すにはその場所に行ってみるべきだ。

 ここで『センチメンタル・ジャーニー』とは、そもそもなんだろうという疑問が湧いてきた。唄の文句や小説や映画の題名としてのうろ覚えでしかない。ググってみた。いくつかあったが、ローレンス・スターンの晩年の小説にも「センチメンタル・ジャーニー」がある!

 ローレンス・スターンを少し調べ、小説の「センチメンタル・ジャーニー」が手に入らないか調べた。すると…

 素晴らしいサイトがヒットした。ここは凄い。(岐阜大学の内田勝先生の)
 「電脳空間のローレンス・スターン

 素晴らしいリンクも大量にリストされている。

 入り込むと相当な時間がかかりそうで楽しいが、グッとこらえて、「センチメンタル・ジャーニー」の翻訳版を読ませていただいた。

 *お・も・し・ろ・い*\(^o^)/

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 もともと調べたかったのは『センチメンタル・ジャーニー』の意味だが、全く違う楽しい世界が広がった。内田勝先生ありがとうございますm(_ _)m

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 これから買い物のついでに図書館に行き、本を取り替えてきます。

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