2018年10月27日土曜日

ポール・クレーとチェーホフと「人体」中の巨大ネットワーク

 明け方は雨。昼前からはよく晴れた。この時期にしては温かい一日。16日頃の月が輝く。



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 「クレーの日記」(2018年 みすず書房)をかなりの部分だが、拾い読みした。面白い。彼の絵のように「色彩豊か」な文章。



 クレーの画集も出してみている。昔から好きなのだが、なぜ好きなのかよくわからない。ペーソス?

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 ついに「チェーホフ全集」を全部引っ張り出してきた。カバーのビニールが汚れていたので剥がしてみた。本体は綺麗だ。この配色(黒と赤)は何回見ても秀逸。



 チェーホフの短編で好きな物があったのだが、だいめいがおもいだせない。田舎に住んでいる友人を訪ねるは話だったような、最後に近くの川で泳いだら、汚れた体の垢が落ちてインクのように黒い水が広がった…

 全集をすべてサーチしないといけないかしら。今夜寝れば思い出すかも知れない。

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 昼過ぎにカリンのジャムを作リ始めた。試しにと思ってやったが、まだ熟れていなくて固かったので、風味が出てこない。一晩寝かせてみよう。

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 さきほどまでNHKBS1で新シリーズの「人体」を視聴。体内には広範なネットワークが広がる。人体の各部分はそれぞれがメッセージを発して、他の部分とコミュニケーションを取っているという興味深い話。脳が他を中央集権的にコントロールしているのではないという。インターネットシステムと対比してみると面白い。草の根民主主義的。

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