昨夜(今朝)2時半まで米国大統領就任式の様子を観ていたので、今朝は8時まで寝る。トランプの逃亡的退去にあきれる。革命時の王族のごとし。ただし、CNNを観ていて面白かったのはここまでで、後のセレモニーはレディー・ガガの唄を除けば退屈至極。これで、ポピュリズムを克服できるかは疑問。では、どうすればいいのか、自分で考えてみたい。自分の日常茶飯にもポピュリズムは浸透してくる。まずは、読み、書くことが第一歩か。月並みを排斥する。
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『トーマス・マン日記』を読み続ける。
1919年12月20日より読む。
兄、ハインリヒとの不和。
愛犬バウシャンは病気になった。
この年のクリスマスのエーリカへのプレゼントは『ブッデンブローク家の人々』。彼女はさっそく読んだらしい。
1月8日には、しばらく中断していた『魔の山』執筆に復帰。
肺を悪くし(ジステンパー?)尿毒症を併発して入院していたバウシャンの安楽死に同意。この前後にはかなり落ち込む。墓碑銘を選ぶ。
1月16日。
「かの者にも幸運は微笑みたれど
生前不滅の歌讃えられし
この者は、美しく逝くがゆえに。」
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『素白随筆集』(平凡社)と『素白先生の散歩』(みすず書房 池内紀編)を借りてきた。静かに読むのが楽しみだ。
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