あまり寒くはないが、朝読書は寝床でおこなった。『トーマス・マン日記』の1920年2月16日から3月7日まで。順調に『魔の山』を書き続けているようなので安心(?)だ。毎朝1ページずつ原稿を書いている。上着や時計などの買い物も良くしている。しかし、
3月3日。
……『詐欺師』もそうであるように、この長編小説(『魔の山』)を1914年には終わらせていなくてはならなかった……3月7日
……今朝目が覚めてすぐに、50歳に近い人生の経過を生々しく、ほとんど息がつかえるほど切実に感じた。
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「バッハ全曲を聴くプロジェクト」、今日の記録。
Mass in B Minor | John Eliot Gardiner (2015) ミサ曲 ロ短調 (BWV 232)
途中で少し寝たが一応全曲聴いた、ということで。
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藤本和子『イリノイ遠景近景』(新潮社)を読み始める。ブローティガンの翻訳を昔に読んで、いい文章だなあと思い、それはブローティガンのせいだと思っていたが、認識を改めたほうがいいかも知れない。藤本さんのエッセイの文章が実に読みやすく、自分にピッタリ来る、そして文章の中から情景がすぐに立ち上がってくるからだ。ブローティガンの日本語訳の読者は藤本さんに感謝すべきなのだろう。
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午前中は、自治会のオシゴトで「卒業祝い品配布」のチラシ作り。
午後は、台所流しの水栓の破損した「泡沫キャップ」の交換作業。古い部品が蛇口のネジ山にこびりついており、外すのに苦労した。最終的にはラジオペンチで破壊的に取り外す。結果はうまくいき、新しい「泡沫キャップ」の効果で、水が飛び散らなくなった。
これが混合水栓本体 |
「泡沫キャップ」を取り外したらバラバラに壊れた |
新しい泡沫キャップ。ねじ込むだけ。 |
うれしかったので、夜は日本酒(おちょこ一杯だけ)で乾杯。つまみはホタルイカの干物。
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定期検診で行ったかかりつけ医で、逆流性食道炎と人間ドックで言われたと訴えたら、胃酸を抑える薬を処方してくれた。薬局の方(M子さんでなかった(T_T) )は、食事後にすぐ横になってはいけませんとのこと。
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