オモシロイので買ってくだされ。 |
『この1冊、ここまで読むか! 超深掘り読書のススメ』のまえがき(鹿島茂さん)の一節が心に残る。
ゲストの方々とのトークは本当に刺激的で、ひとりで対象本を読んでいたのでは気づきもしなかった観点や切り口が示されて驚くことがあります。これぞまさしく、対談書評の醍醐味でしょう。
素晴らしい書評を書くのはそれだけでも大変だが、上記のようにその場での対談で書評をするのは熟練の業がいるだろう。禅問答の呼吸が必要だと思う。鼎談書評だとその難しさは「三倍」になるのではなかろうか。もうひとつ引用。
対談の対象本に興味をもたれた読者は、ぜひ書店で実際に手に取っていただきたいと思います。書評の目的は、読まれるに値する本を強く推薦することにあるのですから、これは当然の願いです。そして読み終えたら、もう一度、本書をひもといていただけたら幸いです。理解がさらに深いところまで進むこと請け合いです。
鼎談だろうが対談だろうが個人だろうが、書評を書くのは難しくて、楽しい仕事だろう。われわれ素人の読者にもその楽しさを味わうことはできる。自分で書評を書いてみることだ。書評を書こうと頑張るのでなく、感想や内容の備忘メモでいい。日付と本の題名と、一言の感想だけでも良い。後で読み返すと楽しいし、思考への重要な手がかりになるはずだ。
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昼前に出かけて、昼食から夕方6時ころまで、孫と遊んできた。4月から入園する保育園も見てきた。寝返りを打てるようになって本人も嬉しそうだが、周囲も大喜び。些細なことでも受けとりようで幸せになれる。
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