昨日から『トーマス・マン日記』をまた読みだした。
1920年3月15日
バイエルンの社会民主党政府が退陣したとの記述。
3月23日
ルクスという名の新しい犬を750マルクで購入。
4月3日
『おおいなる生の書』、匿名化されていない自伝的な、『ブデンブローク家』の続編の話題。プリングスハイム家も登場すると。書いてほしかった。注釈では『ファウストゥス博士』がそれに取って代わったという。その観点で『ファウストゥス博士』を読みなおすと面白そうだ。
4月10日
『詐欺師』の構想を練りながら新しい犬と散歩。
4月11日
バッハの話、バッハもトーマス・マンも生活の実際面はすべて奥さんに頼りきりだったのだと書いている。確かに日記を読むとわかる。トーマス・マンは卵を割ったこともなかったのだろう。
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昨日借りてきた『戦時下の青春』(集英社)というアンソロジーで、石川淳の「明月珠」を読む。須賀敦子の書評で想像していたほうが良かった。
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今日の「バッハ全曲を聴くプロジェクト」の実績。
バッハ:イギリス組曲全曲、エディト・ピヒト・アクセンフェルト、37曲 • 2時間16分 • Aug 26, 2014
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