2021年2月8日月曜日

読書好きの楽しみと悲しみ

午前中はほとんど、午後は1時間ほど、みんなのつぶやき文学賞のオシゴトをした。昨日もそうだったが、多くの方の推し本をチェックしていると、読みたくなる本がいくつか出てくる。

今日は

『あの本は読まれているか』
https://www.amazon.co.jp/dp/4488011020?tag=allreviews-22&linkCode=osi&th=1&psc=1

『透明性』
https://www.amazon.co.jp/dp/4152099739?tag=allreviews-22&linkCode=osi&th=1&psc=1

『ホテル・アルカディア』
https://www.amazon.co.jp/dp/408771702X?tag=allreviews-22&linkCode=osi&th=1&psc=1

など。他にもたくさん。みんな手を出していると、時間も金もなくなる。

この作業中に、玄関のチャイムがなったので出てみると、「理事長にお話が……」というマンション住民のお爺さんがやってきた。「今、仕事をしている最中なので……、後にして……」と言っても、信用してくれず、10分以上話す羽目になった。いつもはすぐ応対するので、ヒマだと思われているらしい。困ったことだ。オンラインでボランティアの仕事など、考えてもみないような方だった。うーむ。

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『「月刊ALL REVIEWS」ノンフィクション部門第26回、書評アーカイブサイト・ALL REVIEWSのファンクラブ「ALL REVIEWS 友の会」の特典対談番組「月刊ALL REVIEWS」、第26回はゲストには批評家・作家の東 浩紀さんをお迎えし、東さんの最新刊『ゲンロン戦記』(中央公論)を読み解きます。』というのを、アーカイブで視聴した。AR友の会会員なので、自由に見ることが出来る。

東 浩紀さんのことはほとんど知らなかったが、なかなかパワフルで面白いかただ。最後に、鹿島さんが使っている渋沢栄一に関するキラーフレーズ「道徳的であることが、最も経済的である!」に、非常に感心していたのが印象的。大学教育の資本主義化にも批判的だ。

図書館に予約してある『ゲンロン戦記』をはやく読みたくなった。


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対談で話が出た、本は自腹で買えそしてコレクションしろという話は、まったく同感できる。できるが、残念ながら財布とスペースが許さない。財布もそうだがうさぎ小屋にも困る。喜寿を超えた姉夫婦が終活を考えたのか、一戸建ての自宅を畳んで小規模の借家住宅に引っ越すことになり、預かってもらっていた仏壇が我が家に来ることになった。設置するスペースを空けるために、物を整理しなければならない。手始めに、嵩張る古い百科事典を捨てることになりそう。たしかにここ数年一回も開いたことがない。それでも、手元に本があることが重要なのだが……背に腹はかえられない。涙を飲むことにする。友人から譲られてやはり殆ど聴いていないLPレコードも犠牲になりそうだ。まことに残念。誰か引き取り手があるといいのだが、のぞみ薄だ。

(後記:LPレコードは買取サービスに出すのが良さそうだ!)

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